本日は当選していたIPO銘柄の売却結果のお話です。
ちなみにIPO(アイピーオー)とは新規株式公開のことで、非上場企業が株式を公開し、証券取引所で売買できるようにします。(=上場)
公開価格よりも上場時の初値の方が騰がる確率が高く、公開価格で買えれば高確率でリターンが得られます。(外国市場より日本市場は初値が高騰し易い・・何故か知らん)
ただ、この公開価格で買うには以下しかなく、皆が欲しいためゲットできる確率は結構低いです。
店頭証券 :上顧客となり割り当ててもらう
ネット証券:抽選申込
【銘柄概要】
①モイ 5031
市場 :東証グロース
公募価格 :470円
主幹事 :SBI
②クリアル 2998
市場 :東証グロース
上場予定日:4/28
公募価格 :930円
主幹事 :SBI
【結果】
単位:円 | ||||||
銘柄 | 公募値 | 初値 | 私の売値 | 当日高値 | 当日安値 | 4/28終値 |
①モイ | 470 | 902 | 901 | 1,052 | 888 | 1,228 |
②クリアル | 930 | 1,600 | 1,645 | 1,954 | 1,200 | 1,330 |
①は43,100円、②は71,500円の利益です。
NISAで無税、SBI証券は100万円以下の取引で手数料0円のため上記が純利です。
【所感】
チャートがないと分かりにくいかもですが、当日高値・安値を見ると際立つ売りセンスのなさ。
クラファンと違ってIPO投資は”ほぼ”運頼みのため、貪欲に利益を確保せねばならぬのに、やはり値動きの速さに耐え切れず即売りです。
公開価格でゲットさえすれば、精神的に安定しながら手堅いリターンを得られるため、リスクを取りたくない人にはIPO投資はお勧めです。
私の場合、8-9年の累積ではありますがIPO投資だけで500万円以上は利益を上げています。(クラファンや現物株のようにIPO分は実績管理していないから結構曖昧・・)
いつから始めても遅くはなく、私のように株価の値動きに耐えられない人には合っていると思います。
IPO投資のポイントは以下です。
1.地合い(相場状態の良し悪しを注視)
2.銘柄選定
3.抽選申込の労力(手間だけでただ働きの可能性有)
4.各証券会社に口座開設
1,2は自分で判断し辛ければ、IPOブログを2,3件見て判断してしまえばOKだと思います。お勧めのブログは以下です。
IPO初値予想・読者予想・BBスタンス一覧表-96ut.com
IPO初値予想主観 IPOゲッターの投資日記 (ipoget.com)
3は大した時間ではなく、恐らくほとんどの人が捻出できます。
一回の申込に慣れても1-2分は掛かるため、私の場合、主幹事とネット証券に申し込むことで1銘柄に5-10分ほど掛かっています。
4はとにかく各講座を開設し、準備しておくことです。
以下の証券会社はマストだと思います。
マネックス証券 | ネット証券(株・アメリカ株・投資信託) (monex.co.jp)
CONNECT | 未来をつくる、1株と出会おう。 | 大和証券グループ
当選後にキャンセルできる証券会社は多いので、是非とも皆さん始められてはいかがでしょうか。
当選後のキャンセル可否やペナルティは以下サイトが分かりやすいです。
【補足】
お金持ち優遇の証券会社を記しておきます。
■SMBC日興証券
ダイレクトコース(ネット専用)はIPO抽選にステージ制を導入しており、資金力で当選確率があがります。
SMBC日興証券口座と三井住友銀行口座を連動させておけば、両口座の残高合計で上記ステージが判定されますので、開設される場合は覚えておいた方が良いです。
■SBI証券
申込数で当選確率アップするようですが、どこまで効力があるのか不明瞭です。
というのも、愛児の口座には最低申込数で応募できる程度の資金しか入っていないですが、当選実績があります。
今回の私の連続当選も口座に400万円ほどの資金でした。
ツイッターやブログを見て回ると分かりますが、SBI証券には何千万円、何億クラスがゴロゴロいます。(完全匿名の自称金持ちは除外したとして)
そう考えると、SBI証券の申込数当選確率アップは「段階性」がとられているのでは・・・という推論がなりたたんわけではないと思います。
でなければ、確率論からして最低申込数では当たらない気がします。