本日はmid90sという映画を見たお話です。
【あらすじ】
‘90s半ばのロサンゼルス。
思春期真っ盛りな13歳の小さな主人公スティーブ少年は、シングルマザーの家庭に育ち、タッパが倍くらいある兄のイアンにいじめられる毎日。
ある日、スケーター達のたまり場となっているスケボーショップを訪れ、店員や出入りする少年達と知り合う。
純粋なスティーブは彼らに認められたいと願いながら、スケボーの上達や少し悪いことにも挑戦していく。
【感想】
前から見たくてAmazon Primeのウォッチリストに入れており、先日漸く無料対象になったためGW迄楽しみに取っていました。
(見たいくせに、セコいので節約家なので無料になるまで・・)
思春期のよゐこ男子が不良なパイセンに憧れて仲間入りし、堕落していきながらも成長していくという、ありがちな青春ストーリです。
全編16mmフィルムにこだわって撮影されており、当時の雰囲気を醸し出しています。
(よってデジタル用の画面サイズ16:9にならなず、終始4:3)
勿論音楽やファッションも90年代に拘っており、視覚・聴覚も満足させてくれます。
音楽はヒップホップ一辺倒ではなく、グランジ(Nirvana)やポップスも織り交ぜていました。
主要キャラ達はスケボーの腕前を見て、俳優ではなくプロスケーターと分かりました。
演技が上手いとは言えませんが、自然体でこの映画には合っていると感じました。特に”良い”兄貴分のレイがかっちょ良いです。
主人公は適役でした。
見た目からしてへなちょこ真面目っこじゃないとダメなので、合っている思います。
美少年のパーマっ毛がたまりません。
私にその気はないですが、こんな子が生で居てたら見惚れてしまいます。
ヤングは知らんでしょうが、往年のエドワード・ファーロングを思い出しました。
そして、やたら服装が渋い。冒頭こそトップスは懐かしのゲームTでしたが、後は無地Tやシンプルなロゴパーカなどで格好良かったです。
無地T大好きなので更に買い足したくなりました。
なお、映画の中身は正直余りなく、感慨深くなったりはしないです・・。
あと、どうしてもこの手の映画は暴力・ドラッグ・性の描写があるため、受け付けられない方々が多いかも知れません。
ただ、本作は過去の名作と比べるとパンチが弱く、その辺の描写も抑え気味で余りハラハラもなく落ち着いて鑑賞できますよ。
(主人公の親の感情は凄く共感できた・・子供が居ないときに見た過去名作とはそこがかなり違った視点になった・・)
【参考】
前述の過去の名作とは「Amazon | KIDS HDリマスター [Blu-ray] | 映画」や「Amazon | ロード・オブ・ドッグタウン [Blu-ray] | 映画」です。
前者は過激なため鑑賞注意です。